RaspberryPi 4B が発売されました。
日経Linux 5月号に、RaspberryPi 4B を使ったいろいろな記事を見つけ、それにつられて、RaspberryPi 4B を早速購入しました。

      

目標の中心は、Ubuntu 18.04LTS をベースにして、各種のアプリケーションを動作させてみること。
1.まずは、VPNサーバー(SoftEther VPN Server)です。

結論を言うと、インストールに失敗しました。
失敗したポイントは、
・SoftEther VPN Serverをソースからコンパイルする部分…文字入力ミスで失敗。
・仮想デバイスを作成し、ブリッジ接続がうまくできなかった。
・VPNサーバーの接続がうまくいかなかった。
下記2項については、作業の内容(物理的・ソフト的に何をしようとしているのか?)を十分理解してなかったことが原因でした。

2.次に、チャレンジしたのは、OMV(OpenMediaVault)

64ビットのUbuntu上での利用が望ましいという事だったが、Ubuntuの導入自体に少しもたついていたので、Raspbianでの導入例もあったので、そちらで試してみました。(Raspbian buster)
・途中でブラウザからの操作がフリーズしてしまった。
・あまりお勧めでないという事だったが、32ビット版のRaspbian Stretchに導入してみた。
うまく動作したが、ある事情でrebootしたら、接続しなくなってしまった。
調査の結果、
・SSH接続のIPアドレスが変化してしまっていた。
・/etc/dhcpcd.confの内容が全くない(空ファイルに変化)

*原因などがいまひとつわからず深く追求していません。
こちらも、導入を諦めました。

3.Ubuntu Desktop を動作させる。

RaspberryPiのいろいろな種類にUbuntuをインストールテストしてみたが、あまりいい結果が得られませんでした。
・RaspberryPi 3B+:Ubuntu 20.04LTS(RaspberryPi 3用64bit版 …updateでエラー
・RaspberryPi 3B+:Ubuntu 18.04Lts …updateでエラー、kubuntu-desktopインストール途中でフリーズ

*上記2件ともログイン時に少し手間取ったが、初回ログイン時は、少し時間をおかないとログインできない。
Ubuntuの特性のようです。

・RaspberryPi 4B(4G):Ubuntu 18.04LtsDesktop …標準のデスクトップだと時々エラーが表示された。(何のエラーだったかな?)
デスクトップをKDEに変更し、Rosseta@homeプロジェクトに参加。
新型コロナウィルスの研究にも個人のPCが役立てるという事で、RaspberryPi 4B上のUbuntuデスクトップを提供していたが、結局、UbuntuDesktopを構成して、何に利用するのか?という目標が不明確だったため、他に動作させるアプリに思い至らず、単なるインストールテストだけに終わってしまった感があります。
さらに、Desktopを動作させるには、やはりスピード等の点で、やや不十分な気がします。

*結局RaspberryPiにはRaspbianが一番合うという事か!!